Photo
フォトチューニング 【Photo tuning】
赤味がやや強い写真
単純にM版が強いのか?
C版が弱いのか?
判断は経験と勘
写真の補正は奥が深い
色相 彩度 明度 調子 バランス
調整後のデータを再調整したくなることもしばしば
難易度の高い画像だと堂々巡りに陥ります
ローキー調が適したり鮮かさが好まれたり
意図的なキャスト(色かぶり)があったり求めるコンセプトにも左右されます
何よりクライアント様とのご意見が合うことも重要です
デジタルなのに明確な正解が無いアナログ量的な調整になります
もっと抽象的な注文もあります
「眠たい」「紗がかかっている」「どぎつい」「淡い」「重たい」
「しずる感」「くすんでいる」「めりはりが無い」・・・
写真の調整・修正 【Photo retouch】
フォトレタッチ
元画の画質が重要です
画質=解像度となりますが最近のカメラは高解像度です
ファイル容量を意識した過度な圧縮は避けたいです
ピンボケや手ブレは厳しいです
白飛びや黒つぶれしていないか?
適正なWB(ホワイトバランス)だろうか?
撮影状況を類推して希望の仕上がりをイメージします
撮影条件が良ければ良好な場合もあります
・・・残念ながらイメージ通りには撮影できない場合もあります
〜自然な感じ〜より鮮かな感じ〜明るい〜暗い〜
リンゴの赤や青空のように 人間のイメージ色を反映する
高性能なカメラでも
画像処理技術がなければ理想のイメージに仕上がらないと思います
RAWデータ
直訳すると生データ
カメラのセンサー(撮像素子)のデータのことです
通常はカメラ内部でJPG形式に変換されSDカードに記録されます
性能の高いカメラはRAWで保存できます
RAWデータはRAW現像ソフトで処理しないと画像データとして完成しません
多くの撮像素子は色フィルターをベイヤー配列で並べています(詳しくは「パンドラのページ」印刷で説明)
1つの受光素子にRGB 3色の1色しか記録されないので他の色は周囲の色から演算して生成します(デモザイク処理)
この処理と画像調整を一度で処理することにより高画質なデータが取り出せます
左はRAWのDefault
右は現像後
27mm f6.3 30sec
ISO 200
ストロボ発光無
天候不良
左はRAWのDefault
右は現像後
39mm f11 1/250sec
ISO 200
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2023年5月頃アップデートのAdobe社Lightroom clasicではAIによる
ディティール→ノイズ軽減→ノイズ除去の効果が素晴らしい
Photoshopの不要物を消す「削除ツール」も驚きである
今後はGPUの性能が重要になる
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写真の加工
写真の調整や修正では不可能な不要物の消去
太陽光と室内光のミックス光源時などの部分的な調整
被写体の色を無理やり変更させる等にも対応いたします
カラー変換
黒色を元に色変換
Duo Tone
赤インキと緑インキの
2色印刷で疑似カラー
を再現
アナログ写真のデータ化 【Digitization】
(写真原稿、文字原稿、ロゴマーク、イラスト etc)
写真の修復 【Photo restoration】
写真Dataの知識
印刷における写真の調子は網点で再現します
グレースケールの場合
ハイライト側 5% < シャドウ側 95%
カラー印刷の場合プロセスインキが理想ではないので
ハイライト側は(C:5% M:4% Y:4%)位のバランスでニュートラルな白となります
写真の中でハイライトポイントのセットは重要です
ここで言うハイライトとはYシャツの白とかでキャッチライトではありません
白ポイントを間違うと色かぶりや白飛び等が発生します
次にシャドウポイントを階調のある黒い部分にセットします
トーンカーブで中間調をコントロールします
DTPではRGBモードで調整後CMYKモードに変換します
Camera
スマホと一眼カメラの比較
スマホと大きく重いカメラを比較、いずれも修正しているが差異をどう捉えるか?